1)場所、構造、数、魚種にもよるが著しく影響を受ける。
2)ダムの上流と下流
止水域の出現、土砂の堆積による生息域の減少、
水温の変化、
河床の単純化、
流量の恒常化
3)渓流性の魚
移動できない、餌料、産卵場、など生育場が無くなる。
4)ダムの種類
クローズ型ダム、
オープン式ダム(スリッド型ダム、格子型ダム)、
渓流型ダム、
その他 (写真1,2)
写真1 中谷川の渓流式落差工 (北安曇郡小谷村) 写真2 松川の魚道を兼ねた砂防堰堤(北安曇郡白馬村)
1)遡上効果少ないか無い
2)階段式魚道(小山先生の)
流速 50cm/s
落差 30cm
傾斜 1/10
魚の登り口はダムと同じ位置
渓流型魚道 白馬村松川、奈良井川今村橋
入込型魚道 小谷村中谷川(両岸を土砂で埋める方法)
1)中房川・・・ダムと魚の関係資料、穂高町誌(平成3、1、20)
2)島々谷川・・・別紙参照
1936年信濃川に西大滝ダムが出来るまでは二股(奈川、沢渡)までサクラマスが 遡上、産卵していた。
3)水殿川・・・この辺では唯一何もなかった川だったが平成4年に2km強上流に取水工(高さ9.5m)ができ
渓流環境は一変した。昔は上の方で30尾/日 位、普通 5から10尾/日は釣れたが今はあまりいない。
4)他・・・砂防により殆どの渓流環境が悪化している。
1)地球環境保全ため力を注ぐ。
2)同等の立場で話し合いをする。魚の裁判所を作る。
3)行政は業者も入れて一日も早く河川自然環境保全の態勢を整え、また積極的に自然 に近づける。人事移動を少なくする。生物に愛情を注ぐ。
4)自然保護団体と行政との論議のあり方。
・最高責任者の出席
・調査研究のデーターを基本として本質を論議する。
・もう一歩問題点を掘り下げ、結論を絞る。
・工作物の効果を判定し、維持管理を最後まで両者で確認する。
・事業の計画と結果を公表する。
・今後の調査研究を共同でやる。
資料・・・語りつぐ天竜 ナンバー39参照