渓流保護ネットワーク 吉沢幸宣
2006年7月の大雨が島々谷にどのような影響を与えたのか観察してみました。
島々谷の入り口から二俣までの下流域、道沿いに崩れが多く、北沢は今回も
ほとんど崩れがありませんでした。
島々谷 入り口から上流に向かって撮影してゆきました
一号砂防ダムの下流。今回も崩れていた。
一号砂防ダムの上部。
ここも前回同様、大きな崩れがありました。
この巨石はどこから? (電力会社の施設のすぐ上)
道が水路になり、かなり削れていた
斜面の上からは水の流れた形跡がないのに、
何故か道が崩れていた箇所。
渓流のすぐ上流には、例の盛り土があり、川幅が狭まり
水の流れも変化。
渓流に入り観察。上流に向かって撮影。
見えにくいですが、上流右側が盛り土。そのため、
川の流れが左側に蛇行し、盛り土の終わり部分で
流れが変わり写真の右側の崩れた部分にぶつかった
と推測される。
渓流の水は澄み、崩れもほとんどなく、非常に小規模であった。
写真のような小規模な崩れが2箇所程度。ただ、渓流の水量は
多かったようで、盛り土は今回も大量に下流に流れています。
トンネル入り口の崩れ。予想外に小規模。
6号トンネル工事による盛土は今回も大量に流出していた。
5号ダムが埋まっているため河床が上昇しはじめ、渓相が
変わりつつある。