労山全国連盟自然保護委員会・第2回自然保護講座 

「砂防ダムの研究」

実施要項

― 有明・中房・島々谷を渓流保護ネットの田口康夫さんといく―

日 時  2002年11月23日(土)、24日(日)

講 師  代表 田口 康夫さん(「砂防ダムいらない?渓流保護ネットワーク」代表)

◇ 応募数  先着順 合計15名

日 程
@第1日目・11/23(土)祝日
    ・現地合流 JR穂高 11時00分
    ・昼食は、途中の河原で、各自持参の弁当。

砂防ダムの調節量となる場所に公園 = 砂防ダムの機能を果たしていません
この砂防ダムの公園を守るため?に、上流に砂防ダム建設の計画があります。


満砂した砂防ダムも、土石流発生時には調節量の部分に土砂をためます。
しかし、そこに施設を造る事は防災上問題です。

   ・見学場所


烏川(19基の砂防ダムが入っています)
流域面積  63.8平方km  単位面積あたりの流出土砂量 5万立方km/平方km(技術基準より)

 浅川砂防ダム(一ノ沢)
 高さ     35m
 堰堤    97m
 貯砂量   869,432立方メートル
 竣工    1985年11月
 事業費   17億8千万円

 ※上流に遊砂地があり、土砂は貯まっていない珍しい砂防ダム




 ダムの上流


有明の魚道 中房川(20基の砂防ダムが入っています)
計画流出土砂量  2,415,000立方メートル


 中房砂防ダム
 高さ     28.5m
 堤長    54.8m
 貯砂量  181.000立法メートル
 竣工    H10年10月
 事業費  21億5千7百万円

 魚道  延長 180m、幅 1m
 工費  1億5千万円






    ・ 16時までに、旅館に戻り18時まで学習会

    ・ 18時以降は、食事と懇談会。

   A第2日目・11/24(日)
    ・ 旅館出発 7時30分
    ・ 島々谷の砂防ダム(島々谷北沢)
     
    島々ゲートから二又までいき、徳本峠への道と分かれて北沢にはいる。普通に歩くと1時間20分だが、
    説明をしながら行くため3時間30分を予定したい。帰りは、1時間30分でゲートに戻る。

    無燈のトンネルが、3ヶ所あるので、ライトを必ず持参すること

    ※クマタカがいるので、双眼鏡を用意するとよい

     
         クマタカが雄大な姿を見せてくれました 

主催  日本勤労者山岳連盟自然保護委員会