今回「砂防ダムを考える」集会が、ここ北海道で開催されたことを心から祝福いたします。
今まで長野県の松本市で第１回と第2回、安曇野で第3回が開かれ、次回は県外で開催されることを目標にしていたからです。この問題が日本の真ん中から一気に北の端まで広がったような気がします。
この集会のメッセージのひとつでもある「川は森と海を結ぶ生命の回廊」の意味を学び、この集会がさらなる飛躍を遂げることを期待し、一人でも多くの人が砂防ダム問題を考えるきっかけとなるように、また、より多くの地域でこの問題に取り組む団体ができることを期待し、この問題の全国化を目指して欲しいものです。
豊かな森、豊かな川、豊かな海をつくるには何が問題で、何が必要で、何をなすべきかを共に考えようではありませんが。
砂防ダムいらない？渓流保護ネットワーク
代表 田口康夫