| 東京為替市場超長期チャートについて |
2004年5月17日
2002年2月から続いていたドル安トレンドが遂に崩れ、95年を底値とした超長期のドル高トレンド最終下値抵抗線からの反転の形となり超長期のドル高トレンドの流れに戻った形になってきました。
2003年3月7日
ドル高トレンドの下値抵抗線をついに割込みトレンドとしては完全にドル安(円高ではない)トレンドとなりました。 次の注目点は116円近くに有る最終下値抵抗線を割り込むかどうかになります。 経済の立て直しを戦争で実現しようと考えているとしか思えないブッシュ政権に対する信頼感の低下が続くと考えれば、このドル安トレンドの確立はは避けられない情勢なのかも知れません。
2003年1月2日
長期的なトレンドは依然ドル高トレンドの中にいますが、2002年中は結局年間を通じて円高トレンドでの動きに終始した事になっています。 NY株式マーケットが2002年は年間を通じて下落相場となった事でドル離れの動きに終始した事は、やはり最悪の状態に有る日本経済とはいえ既に相場水準が高値の4分の1になっているマーケットと比較すればNYの方が下落リスクが大きいという事なのでしょうか。 2003年は現在ドル高トレンドの下値抵抗線近くまで下げている水準が下値抵抗線を維持できるかどうかが最大の注目点となります。 NYマーケットが下げ止まることが出来なければ、このラインを割り込みむ事は避けられないと思はれます。
2002年10月6日
反落の形になっていたドルは結局上昇トレンドラインの下値抵抗線で下げ止まり、再びドル高トレンドに戻った感じになってきました。 ただ、NY株式マーケットが厳しい下値を覚悟しなければならない局面に差掛かっており、最悪の状態に有る日本経済と比較しても単純にドル高と見るにはやや無理もあり、チャートはその辺の感じを反映し円高トレンド線を意識しながらのドル高局面といった感じです。
2002年3月9日
ドルは結局トレンドライン的に最も止まりやすい位置(ベーストレンドチャンネル+1/3のライン)で止まり急反落となっています。 やはり上記の位置からは大きな調整が入ったことになります。 下値は今の段階ではわかりませんが、今週下げたチャンネルの下値線は126円であり、一般的にはこの位置が下げ止まる可能性の高い位置です。 ただ、1週間でチャンネル幅2つ分に相当する6円もの下げは最近無かった幅であり、勢いが付くと直近の上昇トレンド下値線の位置する122円付近が次の目標になる可能性も有ります。
2002年3月2日
ドルの上値は結局トレンドライン的に最も止まりやすい位置(ベーストレンドチャンネル+1/3のライン)で止まったまま6週目となりましたりました。 経験的にはこのラインからの調整は幅が大きくなるケースも多いのですが、今回は値固めのような形になっています。 懸念されていた長期金利急騰は事実上の国債の日銀引受(年間20兆にもなるとの話が出ています)で回避されました、今後はペイオフ解禁に伴う個人の国債買いも予想されますので、この先債券価格の暴落のシナリオはなくなったといっていいかもしれません。 日銀引受は日銀がインフレ政策に転換した事を意味しますので、これに伴い銀行の不良資産も改善の方向が見え出したといえるかもしれません。 以上の様な大きな情勢の変化がありましたので、ここからの円安の進行は見こみにくくなったと思われます。 したがって外貨投資は当面為替リスクが浮上しやすくなると思われますので見送りが賢明と思います。
2002年2月9日
ドルは結局トレンドライン的に最も止まりやすい位置で止まりました。 今回止まったトレンドラインの位置は反落の切っ掛けとなりやすい位置でも有り、債券、株式市場に若干の変化が出てきている事と、NY市場の調整局面入りから、目先は若干円安修正が有る可能性が出ています。 外貨運用は少し様子見をお勧めします。
2002年1月19日
NY市場の調整局面入りから足踏み状態だった為替もいよいよ135円に向って動き出した様です。 135円で止まるかどうかは判りませんがトレンドライン的に見た当面の目標はこのラインと見ておいた方がいいと思っています。 ただ一つ気になるのが、やはり債券価格の下落です。 今回再び円安に向い出したタイミングと債券が再度下落を始めたタイミングが合致している為、今後債券価格が下げつづけると135円では止まらなくなる可能性も有ります。
債券価格の下落=銀行の体力低下=金融不安の再燃=円売り
債券価格の下落=資金のドルへの逃避=円売り
の2つの図式が成り立ちます。
2002年1月5日
東京市場商停止中の円急落は無かったようですが、年明け早々いよいよ債券の本格下落が始まった様に思われます。 ユーロがいよいよ通貨統合スタートでごたごたしており、日本も機関投資家不在の年末年始にNYマーケットの好調もあり、株式市場は買い仕掛けが成功したことで年始早々のトリプル安は回避されました。 週明けに機関投資家がこの戻りで何もしないとは考えにくいのですが、NY市場のハイテク株が再び上昇を開始した可能性もあり日経ダウは確りの展開が予想されます。 一方債券の急落は長期金利の上昇のみならず、債券含み損の発生で銀行の体力をさらに奪う事になりますので、株価と円に下げ圧力がかかることは否めません。
12月27日
131円で止まりそうなイメージが出来てきません。 やはり、年末の東京市場が閉まっている時に135円付近まで上昇しそうなイメージでしょうか。
12月15日
週足のチャートは戻り高値を更新し円安が加速してきました。 ベースの上昇トレンドラインと週足の値動きから今回の円安局面の最終ターゲットは現在131円に有るラインか又は、134円付近に有るラインとなる可能性が高いと考えます。
12月8日
週足のチャートは直近のダウントレンド上値抵抗線を抜けました。 この所の低位株と金融株の大暴落は、年明けに懸念される債券の暴落による長期金利急騰を折り込む動きの様に見えるのは私だけでしょうか。 この流れから予想される円安水準がどの辺りになるか現段階では見当が付きませんが、トレンドラインチャートからは160円水準もターゲットとなる可能性も有ります。
11月24日
いよいよドルが、ドル高(円安と言ったほうがいいかもしれません)の新しい局面に向って動き出したかもしれません。 前にも書きましたが最初に緩い傾斜のトレンドが出来、次に新しいゾーンに向う為のややきつい傾斜のトレンドが出来ると、必然的にチャートの形はU字ボトムとなります。 この15年間でドルのチャートにこのような形が出来た事は有りませんでした。 一昨年のソフトバンクを筆頭とするハイテク株の大相場の初期は殆どこの形(日足ですが)からのスタートしました。 それより今一番の懸念は、日本国債の急落の可能性です(年明けに始まる事が良くあった)。 そこから米国がかつて経験した(確か15年ほど前、不況にもかかわらず長期債で20%超くらいの利回りが有ったと記憶しています。 そして、そこからチャートの様な円の急騰が始まりました)スタグフレーション入りする可能性も否定できず、そのような可能性が浮上すれば、生保のドル債の為替ヘッジ外しを筆頭に円売りが加速、現在輸出好調という企業は有りませんのでドルの売り手は殆どおらず、結果は85年から88年の逆のパターンが見えて来る様に思うのですが。
11月3日
超長期チャートを見ると、日本のバブルのピークに160円という円安のピークが有る事に気がつきます。 日本の絶頂期で120円から160円が相場だった訳です。 現在の日本の経済状況と置かれている立場を考えると120円というかなり円高の為替水準は何を裏づけとしたものなのか疑問を感じざるを得ない今日この頃です。
10月30日文面を一部修正
為替の15年チャートを見て下さい。 まもなく日本の貿易収支は赤字になるとの予想が一部に出始めていますが、そこまで行くかどうかは別として、日本の輸出産業が急激に中国にに取って代わられ円の弱体化が進もうとしていると思えてなりません。 強力な輸出競争力を裏づけとした円高が終わっている事は誰の目にも明らかになってきています。 そこでこの15年週足チャートを眺めてみると、99年末から2000年にかけての円高局面はU字ボトムを形成している事がわかります。 さらに現在の緩やかなドル高トレンドの次に少し急な上昇トレンドラインが出来た事が判ります。 大相場の前によく出る形ですが緩やかなトレンドの方の最終上値線は143円付近になり、新たに出来た方は160円台になります。 今回は中国という圧倒的輸出競争力を持つ国の出現とその国の通貨がドルにリンクしていることを考えると円の独歩安と言う局面が必要となりますが、日本の貿易収支の悪化はこういう局面を作り出す可能性があり、何処まで円安が進めば日本の輸出競争力が回復するのか一度冷静に考えてみる必要があるのではないでしょうか。 ドル建てMMFが一番の投資物件かもしれません。