Civilian Control シビリアン・コントロール(文民統制)草案 Copyright (C) 2002 P.R.ism Entertainment E-Mail: utsuogi@dragon.plala.or.jp HomePage: http://www5.plala.or.jp/PRism/ ●概要 「Civilian Control」はダイスを駒に用いるチェス、といった趣きのゲームです。 この企画はルールを提示し、プレイしてみてより面白い公式ルールを確立しようというものです。 ●遊戯道具 ・8×8マスの盤  チェスやオセロに用いるような盤。紙に書いても可。 ・2色各17個のダイス  計34個。各色16個を駒に、残り1個を振るために用いる。 ・ダイスカップ  跳ねたダイスが盤面を崩さない為に必要。紙コップでも可。 ●基本ルール ○駒の呼称 「Civilian Control」では、駒の目に合わせて以下のように呼びます。 ・1 Civilian シビリアン(民間人) ・2〜5 Soldier ソルジャー(兵士) ・6 Officer オフィサー(将校) ○初期配置 盤の自分から近い2列(チェスと同様)に、1の目を上にして自色のダイス16個を並べます。 残った1個のダイスは、ゲーム中振るためのもので「ハンド」と呼びます。 ○プレイ 駒を並べたら、お互いにハンドを振り、目が大きい方が先手になります。 目が同数であれば、振り直して下さい。 自分の手番では、以下の3つの手順を行います。 また、このゲームではパスはありません。 ・Move  駒を移動します。  駒は縦横に目の数か、それ以下の数だけ移動できます。(例えば駒の目が3のとき、前・右・前といったように移動できます)  自分の駒がすでにあるマスには移動できません。 ・Change  移動した駒は、ハンドを振って目を変えることが出来ます。  もちろん、変えなくても構いませんが、ハンドを振った後には必ず駒の目を変えなければなりません。  また、移動しないで、駒の目だけ変えることは出来ません。(同じマスに戻ってくるのは移動と見なしません) ・Hit  移動した先のマスに、敵駒があれば以下のルールに従い駒を取り除きます。  目の数が大きい方が勝ち、小さい目の駒を取り除く。  ただし、例外として6(Officer)は1(Civilian)に負ける。  目の数が同数であれば、両方の駒を取り除く。  また、Moveの後、Hitの前に、Changeを行うことが出来ます。 ○ゲームの勝敗  自分の手番が終わったときに、1(Civilian)が1個もない方が敗者となります。  つまり、敵に最後の1(Civilian)が取られても、自分の手番で駒を1(Civilian)にChange出来れば、ゲームを続けることが出来ます。 ●ヴァリアント・ルールあるいは検討稿  1.MoveせずにChangeしても良い  2.Hitしたときに敵駒の目より自駒の目が小さければ、敵駒の目は自駒の目を引いた数になる。(自駒は取り除かれる)  3.Hitの際、ハンドを振って駒の目と合計して駒の勝敗を決める。また、ゾロ目のときは特典(×2)がある。  4.ハンドという呼称は紛らわしいかも? 以上でルール紹介は終わりです。 今のところ、誰も(私も!)遊んだことがないので、面白いかどうか全く解かりません。 遊んでみたかたの感想、ご意見をお待ちしております。 また、新ルールの提案もお願いします。 いろいろ試して、より面白いルールを採用したいと思いますが、方針としてなるべく簡素なルールを望みます。 あと、ざっと調べたところ、ダイスそのものを駒に用いたゲームというのは見当たらなかったのですが、誰でも考えそうなものなので、類似したゲームがすでに存在する可能性があります。 類似ゲームをご存知の方は、教えてください。 今後は、時間があれば、検討するためにもオンラインゲームに仕立てようと思っています。