小田原建築探偵〜大阪万博編      
HOME INDEX ←BACK NEXT→
まとめて万博遺跡巡礼〜東芝テトラ2


テトラは4種類があり展示されている
テトラは矢印の部分と同タイプ。



テトラは万博閉幕直後からこの場所にあった訳
ではなく近年展示された
ものだ。


美術館脇の道路に展示されており入場料を
払わなくとも見ることが出来る。


この1個を見て東芝テトラとすぐに判る人は
殆どいないだろう。

テトラは4種類製作された内の一種類。他の
種類も何処かにあると思われるが..



このテトラの展示される直前の所有者は東芝
IHI館の設計者である建築家の黒川紀章氏。


愛知出身の黒川氏がこの美術館を設計した
のを期にそれまで氏の実家の庭の木々の中
に埋もれていたものを寄贈したそうだ。


美術館に属したからには取敢えず保存に関し
ては安泰と思われるが、この錆だらけの状態
での屋外展示で大丈夫だろうか?



2011 08追記

一番下の写真提供 かっぱさん 協力 かちもさん

解体中の万博会場に写る東芝テトラ。
東芝IHI館のパビリオンは殆ど解体されて
しまっている。

テトラの残骸と思われる球体も多数転がっ
ているが、左に別のタイプが残っている。

今回紹介したタイプと同型のものが右に
確認出来る。何か残しておく為に避けて
置いてある様に見える。