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 小田原建築探偵〜大阪万博編      
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36.太陽の塔特別公開〜11  03.10.11


これが塔への入口。開かずの扉。


周りを柵で囲われ直接、塔に触れる事は出来ない。


閉幕後十周年、二十周年、更に三十周年の節目
にも開く事のなかった重い扉が今、何故か33年
ぶり(語呂は良い)に開け放たれようとしている。



内部には高さ45mの秘宝<生命の樹>が漆黒の
闇の中静かに生きている。


太陽の塔<テーマ館>。そのコンセプトはあまりに
壮大で、少しのページではとても書き表す事が出来
ない。


万博リンクのページでも紹介させてもらった
くにっけさんのサイト内の"再現テーマ館”
で、その壮大さを是非味わって欲しい。


製作に3年の歳月を費やしたという超大作だ。



<生命の樹>の枝は蛍光塗料で彩色され生物
進化の過程に従い、それぞれの時代に生きた
数々の生物が配置された。


その数、34種292体、内約30体は動いていた
と言う。エスカレータで運ばれながら所要時間
約5分という短い時間の中でこれら生物の繰り
広げる偉大な生命のドラマを見せてくれた。


博記録映画でその様子を見る事ができる。今回
はその一階部分の公開となる。


胸の高まりを押さえきれない。