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 小田原建築探偵〜大阪万博編      
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36.太陽の塔特別公開〜4  03.10.11


大阪の街が例えばポスターのデザインとなる時に
用いられるのは写真の様に
通天閣や大阪城が登
場する事が多い。



これに、グリコの看板、くいだおれ人形かに道楽の
かにづぼらやのふぐと
言った構図がよくあるレイア
ウトだろう。




この様な構図に太陽の塔が登場するのを、あまり
見た事がない。



千里の丘の”御神体”は、
あんまり大阪土産に
登場してこない。いったい、どういう訳か?


大阪名物達の仲間はずれではないか!

大阪と言えばバンパクではないか!


太陽の塔の”顔”達の肖像権の問題か?


私は太陽の塔の圧倒的な存在感
から来るもの
だろうと推測している。


他の光りを消してしまう強烈な輝き。



太陽の塔はど真ん中でなければならないのだ。


真ん中の位置にドーンとそびえて
いなければ
いけないのだ。



上の写真で言えば通天閣との両雄並び立た
ずといったところか?


員数合わせの様に後列に、ちょこんと写ってい
ては絶対に、いけないのだ。


真中以外の場所は似合わない。
そこが彼の指定席。


両手を広げたポーズしか、とれないが撮影には
慣れている。どアップも全然オッケー!NO問題。


33年間そうやって生きてきた。何か問題でも
あるのか?

脇役御断り。主役しか張れないのだ。
孤高の戦士 太陽の塔


そんな理由だろう。間違いない。