小田原建築探偵〜遠征編 | |||
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沖縄海洋博を見つけに〜完 2004.08 | |||
縦104横100高さ32メートルそして重 さ1万五千トンのメガトン級構造物。こん な大きなものがロワーハルというタンク で浮き沈みしていたとは何とも凄い。 アクアポリスは広島の造船所で製造され 曳航されて来た。解体の時も曳航されて 行った。動くのだ。ここに閉館後のヒント が隠されていたのに誰も思いつかなかっ たのだろうか? 那覇に移動し観光名所にする話もあった らしいが結局、実現しなかった。こんなに 凄い遺産を棄てた沖縄。 この地で朽ちさせるのも一つの答え。 痛んで来たからと言って何故に処分 を急いだ? 使われなくなったから処分すると言う考え がそもそも、間違っているのではないか。 エキスポタワーもそうだったが、それ存在 だけで充分なのだ。存在感だけで残す価 値は充分ある。 例えばフローティング要塞、アクアポリ スの全国行脚。私がアクアポリスを何故 見る事が出来なかったか?沖縄が遠 すぎたからだ。 見てみたかった人は私以外にも沢山い た事だろう。向こうから来てくれる。 こんなありがたい話はない。日本の港を 廻って行くのだ。待てば海路の日よりあ りだ。 観光事業に異常な力を注ぐも今いち パンチ不足の、のほほん小田原。 城下町のイメージだけで客が呼べるも のか!小田原漁港沖に何故引っ張っ て来なかった? ”アクアポリスのある街、小田原” これ程、インパクトの強い物はない。 今ならフジテレビがお台場冒険王に 絶対 連れてきて混雑に拍車をかけた 事だろう。 石原都知事のカジノ計画にも使えたこと だろう。レインボーブリッジ、フジテレビ球 体社屋、そしてアクアポリス。 風景的にも違和感全くなし。 すばらしい。(完) 写真は上野エキスポで入手した ゴールデンアクアポリス |