小田原建築探偵〜大阪万博編      
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万博徒然草2第2回太陽の搭内部公開 2003.12


「暦はもう少しで 今年も終わりですね」
この時期、自然と口ずさむは”雪國”。

03年も残り僅か。人の心も感傷に浸る
季節。いつもより倍速で過ぎ行く日々。

演歌が最も似合う季節。新世界の行列
の出来ない串かつ屋で酒を飲む。流れ
てくる”大阪暮色”に通天閣のネオンも
かすむ。

桂銀淑が「あっほやねん」と唄い、猪木
が「馬鹿になれ」と叫ぶ。埼玉、名古屋
そして神戸..どう見る?03年、大晦日
格闘技三大興行プラス紅白。

年末恒例今年の10大ニュース。それ
が何であったのかは既に忘れてしまっ
たがその中に「太陽の搭33年ぶりに内
部公開」と「エキスポタワー完全消滅」
は当然無い。

内部公開で脚光を浴びる太陽の搭と
消滅してしまったタワー。万博の二つ
の搭の光と影。

相変わらずタワー跡地付近に人影は
無い。エキスポランドから流れるクリス
マスソングも郷愁を帯びる。