小田原建築探偵〜大阪万博編      
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万博徒然草14 法輪閣



庚申堂(こうしんどう)で頂戴した
御朱印。万博遺跡巡礼の旅で
初めて手にした記念すべき御
朱印。



御朱印は本来、社寺に
参拝の
折、祈願浄書した経文
を神仏
に奉納し、その証として
社名や
御本尊の名号を墨書き
し宝印
を戴くものであるが参拝 記念と
して押してもらう人も多
い。



庚申堂は御朱印を戴ける
数少
ない万博遺跡。



御朱印は大体300円くらいで戴
けるが各社寺、真中に何と書か
れるのか楽しみもある。



右上に
は大抵、奉拝(ほうはい
,謹んで
拝むことの意)の文字が
書かれ
真中には社名や御本尊
の名が記される。



印もニ箇所から三箇所押される。
墨の黒色と印の朱色が美しく合体
した書。



国宝、重文の宝庫、京都東寺
では実に八種類の御朱印が用
意されている。1度に頂戴する
よりも、訪れる度に揃えて行く
のも良い。東寺は巡礼の旅の
祖、弘法大師ゆかりの寺であ
る。



庚申堂の本尊は青面金剛童子
(しょうめんこんごうどうじ)
と言う秘仏。庚申と言う60年に1
度しかやって来ない庚申の年の
庚申の日にしか公開されない秘
仏中の秘仏。秘仏オブ秘仏.。



庚申の年とは簡単に説明する
と10進法の庚(ひのえ)と12進
法の申(さる)が交わる時、これ
即ち庚申(ひのえさる)の年。



更にその庚申の日(年6回くらい
)に御開帳される。一生に一度
その姿を拝見できるかどうか解
らない。前回は1980年、次回
は2040年なのだそうだ。かな
気が遠くなりそうな間隔だ。


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