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 小田原建築探偵〜小田原百景      
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5.小田原駅駅舎解体〜8   2003.04


連絡通路開通に伴い記念品を
製作したい」ので募金して欲しい。
という趣旨のパンフを頂いた。

発案者の方の、通路開通への
喜びが、全面に溢れ出ているの
で抜粋してみる。

目標はドカンと一億円。

”長年の夢、東西連絡通路は市民
の財産である。記念製作物を設置
し、通路を美しく彩り訪問者

「小田原ってすばらしいまち」

という印象を持って頂きたい。

製作物には巨大ちょうちん

ステンドグラス、陶板レリーフ

大型ビジョンを予定しています。”

私たちの自由通路をつくる市民の会
とある。


表紙には、いきなり”市民の財産”
である。早くも連絡通路を市民の
財産に位置付けている。

”いきなり”を”勝手に”とか”知らない
内に”と置換えても差し支えない。

取壊される駅舎の方こそ、その言葉
は似合うと思うが。

製作物の一番手には御約束の
ちょうちんが予定されている。

しかも巨大な...。

もっとも、
募金が集まればの話だが..
この募金で駅舎を保存するというの
なら進んで募金するんだけど..