小田原建築探偵〜大阪万博編
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19.伊丹空港の時計(台)


伊丹空港、駐車場北側に存在している万博開催時
に作られたシチズン社製の大時計。


見比べてみると時計本体の文字板は当時のものと
違う。時計本体は取替えられたのかも知れない。


そう言った意味では、当時の時計台と言うべきか。


こんな感じのフォルムの時計台は、現在では新設
される事はないだろう。


アナログの文字盤の横にはカウントダウンの表示
もあったようだ。


柱下の日本万博記念と花博記念の部分が当時と、
花博までどうなっていたのかは解らない。


花博まで、ここに何か文字があったとしたら大阪万
博記念のみだろうが、それがあったのかどうか?


写真ではあまり判らないが万博マークが若干鋭い
ような気がする。万博記念というのは判るが花博
記念の意味は?


花博の時に、この時計台の結構大きな改修が行わ
れた。多分そんな気がする。


追記

この時計台も2012頃、撤去されたのが確認された。
確認されたのが2012頃で実際の撤去がいつだった
のかは不明。

こうして大阪万博の遺品は人知れず消えてゆく。