小田原建築探偵 | |||
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元禄寿司のパッケージ | |||
万博グッズ収集の西の横綱がS氏ならば 東の横綱はKさんだろう。S氏のケンタッ キーのパッケージに対し元禄寿司のパッ ケージも残っていて09年上野の万博展 で展示されていた。よく残っていたものだ。 日本のファストフードと言えば寿司だろう。 今や全国至るところにある回転寿司。回転 する機構の権利は既に切れており多くの企 業が参入し進化を続けている。 その回転寿司の元祖、「一皿入魂」の 元禄寿司は万博西口に出店し、一皿ニ貫 90円で販売され「とにかく凄い人で売り上 げた札を数える間もなかった」ほどだった そうだ。 シャリを握る寿司ロボットも無かった万博 当時、寿司職人は握って握って握りまく ったのだろう。 多分万博に出店した殆どの店舗は凄く 儲かったんじゃないかと思う。万博映画 にも入場券の売上げのお札が箱の中に 山盛りになっていくシーンが登場する。 万博で一儲けして万博長者となり万博 御殿を建てた方もいる筈だ。 写真は元禄寿司の創業者 白石義明著 「廻る元禄寿司」に載る万博店の様子。 元禄寿司は「万博食品衛生優秀賞」も 受賞している。 写真の店内では現在の様な小皿が廻っ ている様子は見られない。寿司桶の様な ものがテーブルと調理場の間に並んで いる様に見えるが、これが流れていたの かどうかは解らない。 桶が廻っていたとしたら、そのコンベアは かなり大きなものだ。 万国博西口と言えば何度か書いたかも 知れないが私が入場した入口。看板位 視線に入っていたかも知れない。 「お母さん、お寿司が食べたいよぉ」と 言っていたら、もしかして、この伝説の 元禄寿司万博店で食べたかも知れな いって事は...ないか...。 |