小田原建築探偵   
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ポートピアの記念品 ガラテ 行った日0805



そんな釣り場のうしろにガラテはあった。

前にあった銘板には下の様に刻まれて
いた。

海中ハウス ガラテ

海で暮らす。それは人類の見果てぬ夢で
した。この夢を実現し海洋開発の未来の
扉を開いたのがフランスの海洋建築家
ジャックルージュリー氏の開発した海中
ハウスガラテです。


1977年水深9〜60メートルの海面下
で4人が一ヶ月生活するという海中実
験に成功し世界をわかせました。


「ガラテ」とはギリシァ神話の海の女神
と言う意味を持ちます。


素材 本体 スチール
窓 強化アクリル樹脂
長さ  7メートル
幅  6.6メートル
高さ  4.75メートル
全容量 40立方メートル
重量 8トン
設備 台所 便所 シャワー

大阪市
昭和57年11月 


ポートピアは昭和56年9月の閉幕なので
閉幕約一年少しで此処にやって来た事に
なる。


銘板にはガラテがどういった経緯で此処
に設置されたのかは書かれていない。


当時の市報などを調べれば、その辺りの
事が解るかも知れない。



ガラテの周りは全部が砂地。約26年
前はどんな感じだったのだろう。まさか
この地に来た時から同じ状態なのだろ
うか?



海風に絶えずされされるこの場所で、
この程度の腐食具合はある意味凄い。




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