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 小田原建築探偵〜 大阪万博編     
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35.万博本〜EXPO70の建築物語3

前ページであまり関係無い事を書いて
しまった。ネット上では探求書のキーワード
を登録しておくとメールで知らせてくれる
ありがたい機能を持ったサイトがある。
古書店でも探求書の受付をしてくれる
店があるが、到底見つかりそうもない。
万博とかEXPOで登録していたが送られて
くるのは興味の無い物ばかり。既に3年程
経過していた。メールを開かない日があった
かも知れない。今考えるとぞっとする。

その日もメールを何気なく見ていた。どうせ
また、万博切手かメダルだろうと見ていると
その中に捜し求めていた、幻の9.5文字。
「EXPO’70の建築」
来た遂に来た。本当に来た。待ったよ。

出先は何と北海道の古書店からだ。
万博とは無縁そうな北の大地に
眠っていたなんて!
メール到着から既に4時間余り。
売れてしまっていたら泣くに泣けないが
良かった。間に合った。確保できた。
宅急便が無事到着する迄の長い事。
こうして、幻の本は現実の本となり
私の書棚の特等席に鎮座する事となった。
金額は4500円。この10倍であったとして
も買っただろう。

写真は「EXPO70の建築」より
水中レストラン内部
このサイトでも紹介しているウルグアイ館
のS氏は万博開催中、このレストランで
アルバイト経験を持つ。