.

  小田原建築探偵〜大阪万博編
HOME INDEX BACK NEXT→
11.オーストラリア記念館



オーストラリア館があったのは上写真の矢印の場所。


隣には月の石の展示で絶大な人気を博したアメリカ館
があった。


恐竜にも見えるデザインは葛飾北斎の富嶽三十六
景の中でも有名な「神奈川沖浪裏」から波と富士山
をモチーフをしている。


そう言われると確かにそう見える。


吊り下げられた円形の屋根は宙に浮いており直径
は48メートルあった。


屋根下は展示室では無く、パビリオンへの入場者
の待ちスペースとなっていて渦巻状に2000人が
収容でき中にある360度のスクリーンで入場まで
の待ち時間、映画を見て過ごす構造となっていた。


展示室のメインは実は手間に四角い箱が付いて
いる円形のチューブの部分だった。


このスペースチュープと呼ばれた円筒状の展示室
は移築されていない。



恐竜の様な形をしたスカイフックと呼ばれた本体に
見えるゾーンに展示室は無く、そこにはVIP室や
レセプションルームが設置されていた。