小田原建築探偵〜熱海編      
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風雲熱海山12〜風雲文庫  


熱海城を後に、風雲文庫を目指す。山頂に
そびえ立つ八角塔。その姿は
中国山西省応
県の木塔に似ている。

人は何故塔に惹かれ塔を目指すのだろう?
塔に導かれる様に山頂を
目指す。熱海市街
からは二つのルートがあるが一度では多分
辿り
着けないだろう。

山頂付近複雑に交差した別荘地の区分け
が旅人を拒絶する。一見さんお断り。

何しろ途中この八角搭を案内する看板は
一箇所しかないのだ。
塔に辿り着く前に早
くも迷宮に迷い込んでしまうかも知れない。



この風雲文庫の不思議なところは私の友人
知人の誰一人として行っ
た行った事がないと
言う事実


小田原と至近距離の熱海。県は違えど(小田
原は神奈川、熱海は
静岡)殆ど地元と言って
もいい場所
である。訪れたのは約3年前。

以前
から、その山頂の姿を認識してい たが
訪れたのはこの時が初めてだ。