小田原建築探偵〜熱海編      
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風雲熱海山2〜熱海城


久し振りに熱海城に立寄ってみる。築後
既に40年以上が経過。もうすぐ
45年に
なろうとしている。

観光用の城
と言っても歴史は古い。熱海
錦ヶ浦の
風景に無くてはならない存在だ。

熱海秘宝館と二人三脚で熱海の観光を
牽引してきた功労者である。

ほぼ同時期に建設された我が町のシンボ
ルとされている現在の小田原城
だって復元
や再現(要するにレプリカ)
であり観光用と
いう役割はいっしょで
あるが何故か熱海城
からは不遇という文字が漂ってくる。


日本各地には天守閣が数多く存在する
戦国時代に存在した(らしい)かどうか
が城
にとっての悲しい生立ちの違い
なのか?


血筋はどうにもならないもの
なのか?戦国
武将のDNAがコンクリ
ートに混じっている
かどうかが新築と
レプリカの違いなのだろ
うか?


戦国武将の名に頼らず自力で歴史を作
ってきた”エンタメ城の王道 熱海城”。
無からの出発、熱海城。

城にメジャーもインディーもマイナーも
ノー問題。見えない格なんて関係無し。

知名度から言ったら熱海城は立派なメ
ジャーキャッスルだ。