車庫入れの実例
車庫証明時の駐車方法と日常の駐車実例
仮に、上図ような寸法の駐車場を想定する。ここには既に家族の車が有る。
車庫証明の書類に記載(警官の前でのデモ)する時は、自分の車(以降自車と表記)は左下図の様に斜め
に駐車すると許可が取り易い。
ただし日常の運用では、右下図の様な形を推奨する。ここで、駐車場の中央部は両車の旋回に利用する
共有スペースとし、来客車は中央に駐車する事にする。(日常レイアウトでは自車の一部が道路にはみ出す
が、その点は向かい側の家と協議する)
車庫証明をする場合は、自動車が敷地にすっぽり収まる事を必要条件とするが、自動車の置き方は、特に
行儀良くする必要はない。むしろ日常の運用面を考慮する時、手間を掛けず確実に、敷地に応じた位置に
駐車する手順(車両がたどる軌道と各寸法、ならびに切り替えしの位置)を検討する事が重要である。
上記の日常レイアウトにおける車の誘導手順の実例
入庫手順
出庫手順
注)
これらの図はいずれもイメージを描いたものなので、寸法、及び車両の軌跡は不正確である。
よって、大きな紙(カレンダーの裏紙等)に実際に使用する駐車場の忠実な図(スケール:1/43)を
作成し、その図上にて車両模型を用い、各部の寸法や軌跡を必ず確認する事を推奨する。