お祭りの幟

 1967年当時のF1は葉巻型の車体で、フロント・ウィングは車体先端の両脇に装備され、リア・ウィングは

長い支柱を介して高い位置に取り付けられた。

Lotus 49B  1967年

 

 フロント・ウィングは前車の後流に入らない限り、乱れた気流に曝される事は無いが、リア・ウィングには

自分の車体で掻き乱された気流が当たるので、リア・ウィングは、障害物が無い高い位置が理想であった。

(Fulcrum 著)