解析結果 リア・パネルの有無 2
静圧分布図 リア・パネル有り (FW-24型) 中央断面(走行速度:180 km/h)
(相対圧)
静圧分布図 リア・パネル無し (C-20型) 中央断面 (同条件)
(相対圧)
考察
上図はゲージ圧(相対圧)を示した図であり、緑部を標準気圧(相対 0気圧)とすると、赤部が正圧、つまり面を
押す作用をする事を示す。同様に青部が負圧、つまり面を引っ張る、もしくは吸うように作用する事を示す。
リア・パネル有り (FW-24型)ではインダクション・ボックスの背面に正圧領域が接しているが、リア・パネル無し(C-20型)
では正圧領域が幾らか小さい。この事からも、リア・パネルを外すと車体後半に発生するドラッグを軽減しうると考える。
(Fulcrum 著)