全く役に立ちはしないが、日々疑問である世の中の定説、ルール習慣などに、 真っ向勝負せず回りくどく、論議、提案していこうというものである。

1時限目:「進化する海の家、進化しないウィンターリゾート」

え〜皆さんは今年の夏も例に漏れず海に繰り出したと思うが、ただ日焼けをし、ナンパし、夜は花火をするだけで何か気づかないだろうか? そう。「海の家」である。あなた達はこの「海の家」に何か疑問を持たないだろうか。特に神奈川エリアのビーチでは高い駐車場代、高いまずい レトルト食品のカレー、ラーメン、ビールなど。酷い場所では歌舞伎町ばりの客引きのあんちゃん達。「ウチだったら安くしとくよ!」などの その道での常套句をちりばめ、客を呼び込むのだがその中で一番印象的だったのは2年前の湯河原でのあんちゃん。当然私たちも 自他共に認めるひねくれAB型集団だがら、料金をふっかけて少しでも安くと意気込んだが一言。 「お兄さん、海って金かかるんだよ!」おいっ!お前はボッタクリバーの店員なのか?まあこんなのはレアな一例だろうが、 私が思うに確かに、海では何かとお金がかかるのである。でも仕方がないのでついつい妥協してしまう。業者側も 「遊ばしてやってんだからつべこべ言わずに金払え。」とでも思っているのではとも言えよう。 でも、時代は常に変化を遂げていくものである。とある千葉県の某海岸では従来型の「海の家」を一斉排除して、代わりに、外食産業を 参入させ、なんとコンビニも参入させてしまったのだ。つまり、今まで高い、まずい料理を出されいたお客は、「海の家」という呪縛から 解き放たれたのだ!ご近所にあるコンビニ、ファミレスと何ら変わりない商品、メニュー、そして価格。これはもうビーチにおける規制緩和だ あっ。全国の「海の家」ファンの為に1つ付け加えると、その某海岸の「海の家」は全てが排除になった訳では無く、シャワー室、更衣所、 ロッカールームのみの専門店になり、数店だけ残っております。 では、ここでウィンターリゾートに目を向けよう。海と山(雪山)ではとても比較検討出来やしないと思いだろうが、共通点は大きくある。 それは、高い、まずいゲレ食である。ランチタイムには長蛇の列を作り、やっとオーダーしようとしてもどこも変わりばえのないゲレ食たちを 仕方なく高い料金を払い、味わえることなく胃袋に流し込むだけである。まあ全国の数あるゲレンデのなかには、従来のロッジの食堂だけで なく、別の独立採算性の食堂があるゲレンデもあるだろうが、数は少な目と思う。これからのシーズンインに向けて各ゲレンデ側ではやれ 「ゴンドラ新設致しました!」「スパリゾート始めました!」などの所謂客引き競争を繰り広げる訳だが、私から見るとこんなのはやはり 「遊ばしてやってんだから、金払え。」「女性には受けが良いから彼氏も満足してるだろう。」としか思えない。 せっかく海の家がやっと進化し始めているのに雪山もこれから進化してみてはどうだろう。世の中「規制緩和」「ボーダーレス」「価格破壊」 などの風がが吹き荒れている今、こんな客引きがあるゲレンデだったら是非足繁く通いたいものだ。 「ゲレ食をリストラしました!」「吉野屋始めました!」「混浴始めました!」 などなど。あくまでも個人的に。

2時限目:古館伊知郎

わたしはF1がとても好きだった。それもまだ日本ににわかF1ファンが少ない頃、しかも夜中の3時に録画でフジTVが放映してた頃から 古館アナが実況していた頃までだが...。つい最近スノーボードの海外物のビデオを見る機会があったのだが、まず当然のことだが解説は すべて英語である(字幕付きもあるが)。その為か確かにすごくカッコ良い映像だと思える。米国のESPN局の「X−Game」もカッコ良い もし、日本のとあるTV局が和製「X−Game」を企画してくれるのであるのならば、是非実況は古館アナを推薦したい! ワンメイクの実況ではライダーが滑り出す緊張の一瞬を「さあ彼の目の前にそびえ立つのはただのキッカーか、それともエベレストかっ! 偉大なる登山家はこう言いましたそこに山があるから登るのだ。そして今彼もそこにキッカーがあるから、滑るだけなのか。 さあ緊張の一瞬です。」 ボーダークロスではこうだろう。当然スタート直前では「さあ緊張の一瞬です。ライダーの血圧は緊張のあまり、限界値まで上がると言います。 さあこれから始まるボーダー一人旅はだれが征するのか!1コーナーの飛び込みが注目されます。」そしてピットの川井ちゃんにも振りを忘れては いけないだろう。「えーピットの川井です。各チームのサービスマンは今回、雪面温度やや低めのワックスで予選に臨みましたが、レース本戦に なって、気温が上がりましたので、各チームがワックスのチョイスに手こずったようです。」そして、日本人ライダーを応援するときは 「シコシコ納豆走法」や作業が手早いサービスマンの事を「○○○の仕事師達」 などレース中にチョット固めで扱いにくい板を使ってしまったライダーには「はやり今回も跳ね馬は暴れ馬になってしまうのか〜!」 途中でライダーがコケて渋滞すると「あ〜っとここで人間交差点だ〜それぞれの思惑は交差してしまうのか〜」 来期の冬季五輪は是非古館伊知朗で決まり。

3時限目:トップアスリート(前編)

只今、世間ではW杯サッカーの話題で盛り上がっているが、皆さんは何かお忘れでは?W杯の前に行われる冬季オリンピックだ。まあサッカーに 比べると、冬と言う時期的な物もあってか話題は乏しい・・・今では世界のトップアスリートと肩を並べて戦っている日本人選手も多数いるのだが、 やはり体格面、体力面、練習環境などのハンデを背負っている。外国選手の中には幼い頃からスキー&スノーボードに慣れ親しんでいる選手が 多く、これも又ハンデと言っておきたい。もし私に息子又は娘が出来たのなら是非スノーボードはやらせておきたいと思う。冬季五輪開催が迫って 来ている中で、環境,体格云々を言い出すのは手遅れなので、ここは1つ日本代表選手の選考に提案してみたい。まずはハーフパイプ競技。 「チャックフリップと言えばマイケル・マイケルチャック」だが、1度でもこのトリックを目にしたのなら、彼が元体操選手だったことが 納得できる。 トップアスリートとなれば、異種競技からの参加で上位入賞も可能ではないのか。ここでハープパイプ日本代表、男子は熊川哲也。女子代表は 伊藤みどり。熊川選手はバレエでの切れのあるターン、しなやかなジャンプを活かしてもらい、同じく「トリプルアクセル」という言葉を世に広めた 伊藤選手にもそのスピンの成功率、高さを活かしてもらいたい。当然トリック名も熊川選手が1080℃を決めたら「クマカワ」更に3D系を加えてきたら、 彼が所属していた英国ロイヤルバレエ団に因んで「ロイヤルクマカワ」当然着地はしなやかに。また伊藤選手はそのまま「トリプルアクセル」で。 体操競技で「モリスエ」(森末慎次氏考案)という技があるので、日本人選手に因んだトリック名を付けても良いだろう。 この際「ジャパンエアー」は「郷跳び」に改名してしまおう。両選手が競技中のBGMはやはりクラシック音楽で。これで 「スノーボード=悪びれた」イメージを払拭するであろう・・・(つづけてもいい?)